接続詞とは?文と文をつなぐ品詞のこと【一覧と例文で簡単解説】

接続詞とは文と文をつなぐ品詞のこと

接続詞とは、「そして」「しかし」など、文と文をつなぐ品詞のことです。

文章の流れを整え、次の文章の行き先を示す道標(みちしるべ)の働きをします。

 

普段からよく使われる親しみのある接続詞ですが、使い過ぎてはいないでしょうか。

よりよい文章作成のためには、接続詞の使い方について知っておきたい知識があります。

 

  • 不要な接続詞は省く(そして、また、etc.)
  • 逆接の接続詞は残す(しかし、だが、とはいえetc.)

 

こちらでは、そんな接続詞の効果的な使い方を解説いたします。

接続詞の使い方が変わるだけで、文章にリズムが出て、よりわかりやすい文章を作成できるでしょう。

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【接続詞とは】文と文をつなぐ品詞

接続詞とは、文と文、語句と語句をつなぐ言葉です。

ただつなぐだけではなく、前の文と後ろの文の関係を示します。

 

たとえば、「しかし」は、前の文から予想される結果とは逆の結果になる場合に使用されます。

例文で確認してみましょう。

 

【例文:接続詞】

接続詞なし: 今日は日曜日だ。仕事がある。

接続詞あり: 今日は日曜日だ。しかし、仕事がある。

 

「しかし」が入ることで、前の文章の内容に反した内容が次にくるとわかります。

前の文と後ろの文の関係性ががはっきりして、理解しやすくなります。

「日曜日は本来なら仕事のない日だが、今日は仕事がある」という書き手の意図も伝わります。

 

例文をもう一つ見てみましょう。

 

【例文:接続詞】

接続詞なし

このことでお困りの方も多いようです。解決策を3つお伝えいたします。

接続詞あり:

このことでお困りの方も多いようです。では、解決策を3つお伝えいたします。

 

「では」が入ることで、文章にリズムが出て、読みやすくなります。

接続詞は、小さな品詞でありながら、文章にリズムを与え、理解をスムーズにする大きな働きをします。

 

【接続詞の役割】次の文の行き先を示す道標(みちしるべ)

接続詞とは次の文の行き先を示す道標

接続詞には、前文の流れを受け、後文の方向性を示す役割があります。

いわば、文章の道標(みちしるべ)のような存在です。

 

具体的には、下記の働きをします。

  • 文と文をつなぐ
  • 後文の方向性を示して読み手の理解をスムーズにする
  • 書き手の意図を明確にする
  • 文章のリズムをよくする

 

例文で見てみましょう。

 

【例文:接続詞の役割】

猛烈に勉強した。しかし、不合格だった。

猛烈に勉強した。だから、合格した。

 

接続詞「しかし」が入ると、前の文とは相反する内容が次の文で述べられると予測しながら読めます。

接続詞「だから」が入ると、前の文を理由とした結果が次のの文で述べられると予測しながら読めます。

 

接続詞は、文章の行き先を示す役割を果たしているのです。

 

【接続詞の一覧表】日本語(国語)

接続詞の種類

 

接続詞を一覧表で見てみましょう。

思っていたよりも多くの接続詞があることに驚かれるかもしれません。

 

種類 機能 接続詞
順接 前文の内容を原因とし、その結果を後文が述べる。

だから・それで・そこで・

そのため・すると・したがって・ゆえに・それなら・

それでは

逆接 前文の内容から予想される結果とは逆の結果を、後文が述べる。

しかし、しかしながら・

ところが・それが・でも・

それなのに・それにもかかわらず・とはいうものの・それでも

並列 前文の内容と同等の内容を後文で付け加える。

また・および・かつ・

同じく

添加 前文の内容に後文で付け加える。

そして・それから・

さらに・それに・

おまけに・そのうえ・

そればかりか・なお・

ひいては

説明

(補足)

前文の内容についての説明を後文が述べる。

なぜなら・というのは

だって・なにしろ・

なぜかというと

対比 前文の内容に対して対比的な後文がくる。

一方・他方・

逆に・対して・

それに対して・反対に・

反面・その反面

列挙 順序をつけて述べる。

第一に・第二に・

一つ目は・二つ目は・

はじめに・続いて

まず・次に

選択 前文と後文を選択する。

または・あるいは・

それとも・もしくは

例示 前文の内容について後文で例を述べる。

例えば・いわば

なかでも・とりわけ・

とくに・具体的には

教示 前文の内容を実現させるための条件を後文で述べる。

それには・

そのためには

変転 前文の内容により後文の見通しを述べる。

それによって・

そうすれば・

そうすることによって

言換 前文の内容を言い換える

つまり・すなわち・

要するに

転換 内容のテーマを変える

さて・ところで・

では・それでは・

それはさておき・

それはそうと

結論 前文の内容を後文で締めくくる。

このように・

とにかく

 

【接続詞】効果的な使い方 5つのポイント

接続詞の効果的な使い方を簡単に解説

「そして」「また」を多用している文章をよくみかけます。

接続詞を使いすぎると、文章のリズムが悪くなり、意味も伝わりづらくなってしまいます。

そんなことにならないように、接続詞の効果的な使い方を確認しましょう。

 

ポイント1. 接続詞の使い過ぎに注意

接続詞の使い過ぎは要注意です。

たどたどしい文章という印象を抱かれてしまうかもしれません。

 

【例文:接続詞の使い過ぎ】

空き家を放置するとだんだん荒れてきます。そして、景観などの面で近隣に迷惑をかけます。また、税金面の優遇も受けられなくなります。

だから、空き家は放置せずに売却しましょう。

 

接続詞の多用をやめてみましょう。

 

【例文:接続詞を適切に訂正】

空き家を放置するとだんだん荒れてきます。景観などの面で近隣に迷惑をかけます。税金面の優遇も受けられなくなります。

そこで、空き家を相続したら、放置せずに売却しましょう。

 

適切な接続詞に絞り込むことで、リズムが出てスッキリ読めるようになります。

 

ポイント2. 接続詞はできるなら削る

読みやすい文章のためには、接続詞はできるかぎり減らしましょう。

削ってしまっても読み手に意味がわかるのであれば、その接続詞は削ってよいのです。

 

【削れる接続詞の代表】

  • そして
  • また
  • それに
  • さらに
  • そこで
  • なぜなら

 

とくに上記の接続詞は、削っても問題ない場合が多いです。

 

例文で確認しましょう。

 

【例文:削れる接続詞「そして」】

接続詞あり: 彼女は会社を設立した。そして、スタートは順調だった。

接続詞なし: 彼女は会社を設立した。スタートは順調だった。

 

【例文:削れる接続詞「また」】

接続詞あり: 紫外線対策を忘れてはいけません。また、保湿も十分に行いましょう。

 

接続詞なし: 紫外線対策を忘れてはいけません。保湿も十分に行いましょう。

 

【例文:削れる接続詞「なぜなら」】

接続詞あり: 冬の星空は美しい。なぜなら、空気が澄んでいるからだ。

接続詞なし: 冬の星空は美しい。空気が澄んでいるからだ。

 

例文のように、接続詞がなくても意味がわかるなら、その接続詞は思い切って削ってしまいましょう!

文章がすっきりして読みやすくなります。

 

ポイント3. 逆接の接続詞は残す

前の文章と次の文章が反対の関係であることを示すのが「逆接の接続詞」です。

前文で述べた内容に対し、後文が反対の内容を述べるときや、後文が予想される結果に反する内容であるときに使われます。

逆接の接続詞は、削ると文脈の流れがスムーズでなくなってしまいます。残したほうがよい接続詞です。

 

例文で見てみましょう。

 

【逆接の接続詞】

接続詞なし

この商品の口コミはひどいものでした。使ってみると、効果抜群だったのです。

接続詞あり

この商品の口コミはひどいものでした。しかし、使ってみると、効果抜群だったのです。

 

逆接の接続詞を省いてしまうと、前後の文がつながらず、理解が難しい文章になってしまうのがわかります。

このように、接続詞が理解をスムーズにする文章では、その接続詞は削らずに残しましょう。

 

多くの場合、逆接の接続詞は、削らずに残したほうがよいでしょう

ただし、「しかし」を不自然なほど繰り返し使うのはよくありません。ポイントに絞って効果的に使いましょう。

 

ポイント4. 接続詞のあとは読点「、」を打つ

意外と忘れがちなのですが、接続詞の後ろには読点「、」を打ちましょう。

とくに、「そこで」「また」などの接続詞の後ろは、読点を打つと、文章の区切りがわかりやすく、読みやすくなります。

 

【例文:接続詞のあとは読点を打つ】

読点なし: オフィスの近くには公園があります。そこで昼休みには散歩します。

 

読点あり: オフィスの近くには公園があります。そこで、昼休みには散歩します。

 

例文のように、読点なしでは、「そこで」が場所を表す「そこで」なのか、順接の接続詞「そこで」なのかがわかりにくいです。

接続詞であることをはっきりさせるためにも、読点は重要です。

 

接続詞の後の読点は、文章を読みやすくする効果もあります。

接続詞の後に読点を打つことなどについて、記事ブログ内の強調記号の記事でもお伝えしています。強調記号を上手に使った文章は、伝えたい情報が目に入り、格段に読みやすくなります。ぜひ、こちらも参考にしてみてください↓

強調記号の4つの種類と使い方!

 

ポイント5. 話し言葉の接続詞を避ける【なので・ですから】

話し言葉の接続詞を文章で使うのは避けましょう。

とくに、下記の2つに注意が必要です。

 

  • なので
  • ですから

 

「今日は雨です。なので、試合は中止にします」のように、「なので」「ですから」を文頭で接続詞として使う方がいますが。これは、話し言葉の影響であるため、文章中で使うのは違和感があります。

 

【例文:なので・ですからのNG例】

NG: 今日は雨です。なので、試合は中止にします。

: 今日は雨です。ですから、試合は中止にします。

OK: 今日は雨です。そのため、試合は中止にします。

 

「なので」と「ですから」を接続詞として文頭に入れるのは避けましょう。

そのかわり、「なので」を文中に組み込む方法もあります。

「今日は雨なので、試合は中止にします。」とするのはよいでしょう。

 

「話し言葉」と「書き言葉」の違いについて、記事ブログ内に私がわかりやすく解説した記事があります。話し言葉は、正式な言葉遣いと認識されてはいないため、文中でうっかり使用してしまうのを避けたいものです。記事内では、文中での使用を避けたい話し言葉を、6つのタイプにわけてお伝えしています。話し言葉を使ってしまっていないか、こちらで、確認してみてください↓

「話し言葉」と「書き言葉」の違い!6つのタイプでわかりやすく解説

 

英語にもある接続詞

英語の接続詞

 

英語にも接続詞はあります。

簡単で代表的なものをご紹介いたします。

 

順接: therefore (そのため)

逆接: but (しかし)

並列: and (そして、また)

対比: or (あるいは)

列挙: at first (最初に)

 

日本語でもよく使う接続詞は、英語でも覚えておくと便利です。

 

在宅ライター募集!在宅ライター募集!

接続詞を上手に活用してより伝わる文章に

接続詞を削っても前後の文章の意味が通じるのであれば、その接続詞は思い切って削ってみましょう。すっきりと読みやすくなります。

不要な接続詞の使用はやめ、シンプルな文章を組み立てましょう。

ただし、「しかし」などの逆接の接続詞は残したほうがよい場合が多いです。読点を用いて適切に使ってみてください。

適切な接続詞は、読み手を次の文章へスムーズに案内してくれる道標の役割を果たしてくれるでしょう。

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